ほんの一部ですが、2000年から2001年のコーヒーの収穫期における、コスタリカとニカラグアのコーヒー生産現場の様子をご紹介します。 |
フェアトレードコーヒー生産者、ヒルベル(左端)とその家族。彼はこのように述べてくれました。 (※右端は弊社林口です。)
「もしオルタナティブトレード(フェアトレード)がなかったら、多くの小規模生産者はこの(コーヒー価格が下落している)危機を乗り越えることができないでしょう。この価格の暴落は働く意欲をそぎ、働いても働いてもお金が入ってこないという事実は、生産者がコーヒー農園を放棄せざるを得ない状況に追い込んでいきます。・・・私たちはとても運がいい。なぜなら我々のコーヒーの一部はオルタナティブコーヒーマーケットで売られているからです。それは(現在のコーヒー価格の下落という)危機的状況であってもよりよい価格を保証し、私たちは安心と自信を感じることができます。少なくとも自分のコーヒー園を手放す必要もなく、高品質のコーヒーの生産を維持し、努力に見合った収入を手にすることができるのです。」
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フェアトレードによる収入によって立てられた小学校の前でポーズを取る子供たち。ここにあるコーヒー生産協同組合への12年間のフェアトレードの恩恵は、道路の修繕、生産者の子供たちへの奨学金、診療所、オーガニック生産への移行など様々なところで見られます。
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コーヒーチェリーの詰まったバッグを運ぶ子供。このサンルーカス地区ではまだほとんどの生産者がフェアトレードの協同組合には入っていません。
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(上)土とブロックで作られた家と裸足の少女。手前の箱の中では、皮をはいだあとのコーヒーが乾かされています。 |
セゴビア県サンルーカス地区、ニカラグア
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(下)フェアトレードコーヒー生産者。「フェアトレードは働く原動力になる。」彼はそう話してくれました。
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